ヒストリー
~幽霊屋敷からの脱出~
ストーリー
京都の町中に取り壊されることもなく不気味に佇む廃墟。
そこは「京都怨霊館」と呼ばれ、絶対に入ってはいけない日本最恐の心霊スポットとして知られている…
この廃墟は古くから邪教を熱心に信仰する名家のお屋敷であった。
13代目の当主は狂信的に崇拝するあまりに近隣住人を屋敷の地下へ幽閉し、神への生贄として無残に殺害した。
生贄の恩恵を受け、さらに一族を繁栄させていったのだ。
しかし、一族に関する不穏な噂が広まると屋敷に近寄る人がいなくなってしまった。
焦った当主は屋敷の使用人や懇意にしていた執事、さらには親族までもを生贄として次々に殺害。
逃げ惑う妻と我が子を手にかけた後、ふと我に返った当主は自責の念に苛まれ、最後に自らの命をも神へと捧げた。
そして、ついに一族は滅んでしまったという。
この場所にあなたは肝試しとして遊び半分で入ってしまいました。
犠牲となった人々の怨霊から逃げ切るために自分の身代わりである藁人形を生贄として祭壇に置いてきてください。
そして、屋敷の地下から脱出してください。
決して奴らに捕まらないように…
~人肉旅館の恐怖~
ストーリー
京都を散策していると1軒のとある廃旅館が目に付いた。
あなたはなぜか無性に入りたくなり、導かれるように扉の中へ。
営業当時は自慢の絶品料理や接客の良さから、かなり繁盛していたにも関わらず、
とあることがきっかけでここは廃旅館になってしまった。
それは旅館の主人による殺人事件が発覚してしまったからだ。
初めは人間関係のもつれにより殺害。
遺体の処理に困った主人は人肉とは隠し、宿泊客に料理として提供していたという。
その料理の美味しさが評判となり、旅館は大繁盛。
味を占めた主人はそれからも気に入らない人間を襲っては、その肉を提供していた。
その後、101号室に宿泊していた女性客の1人が殺人を目撃し、すぐに警察へ通報した。
しかし、警察の到着が間に合わず、彼女は無残にも殺害されてしまい、主人は失踪。
彼女の遺体からは心臓だけがえぐり取られていたという。
彼女は今も自分の心臓を探しながら館内をさまよっています。
どうか、心臓を館内から探し出し、返してあげてください。
あなたの後ろを何者かが追ってきているようです。
くれぐれも奴に捕まらないように…
~シン・口裂け女~
ストーリー
古川家には秘密がある。
それは、この家の女は18歳になると徐々に精神がおかしくなるということだ。
古川家は先祖代々、時の幕府より罪人の処罰を任されており、
京都のとある場所に存在する地下牢獄の管理責任者でもあった。
古川家の当主は代々、その地位を利用して、囚人達に残虐な拷問を加え、その様子を見て楽しんでいた。
ある時、この牢獄に美しい顔を持つ女の囚人が投獄されてきた。
古川は彼女の顔を切り裂き、その様子を楽しんでいた。
ひどい拷問を受け、その女囚人は死に際に
「お前の子孫を永遠に呪い続けてやる。」
と不気味な言葉を残して息を引き取った。
それ以降、古川家に生まれた娘は18歳になる頃には、
精神がおかしくなってゆき、自傷行為を繰り返すようになった。
なぜか皆、刃物で自らの顔を傷つけていくという。
全国に散らばる古川家の面々は親族会議を開いた。
協議の末、先祖から引き継ぐ秘密の地下牢に、発狂した古川家の血を引く女達を幽閉することにした。
女達を幽閉したことにより、古川家にはしばらくの間、問題は表面化しなかった。
昭和53年、一人の女が自分の口を切り裂き、地下牢を脱出した。
彼女は口裂け女として、全国の子供達を震撼させた。
時代は令和となったが、秘密の地下牢には発狂した古川家の女達が幽閉されているという。